霧に包まれた尾根を登っているうち、何となく
登山道入口で掛けられた「山歩きですか?熊、恐くないですか?」と言う言葉が気になってきた。
見通しが利かないし、突然、何かが現れたら、イヤだな、と思いつつ歩いていると
綺麗に掘り返して有る朽木に出会った。
何コレ?熊が蟻とか、虫を捕る為に掘り返したの?マサカ?
更に進んで、寂地山の頂上に近い処で、同じように掘り返してある朽木を見つけた。
何と、その傍にでっかい糞まであるじゃないか!
アカン!熊や!
そんなに時間が経ってるように見えん!
前後、全く独りぼっち。心細さが増して来るばかり。
取敢えず、寂地山の頂上へ。
とんぼ返りで、冠山へ向かう途中、一人の登山者と会って、ホッとしました。
早く立ち去りたいと思いつつ、撮った「熊の糞」と「掘り返された朽木」の写真です。
情け無い事に「糞」の写真は、ピンボケです。
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