私は、茶碗が好きです。
でもって、去年は、光悦と楽の茶碗を見る為に
東京、京都へと遠征して参りました。
東京では、「大琳派展」と「森川如春庵の世界」
大琳派展では
光悦の「雨雲」「峰雲」「紙屋」
「森川如春庵の世界」では
同じく光悦の「時雨」「乙御前」
京都では、楽美術館で楽代々の茶碗と
光悦の「立峰」
ただただ、溜息が出るだけの世界です。
森川如春庵と言う人は、十代で「時雨」と「乙御前」を
手に入れたと言う事ですから、何をか言わんや、ですなあ。
林屋晴三さんは
「光悦と長次郎の茶碗に勝るものは無い」と
断言していらっしゃいます。
一度、あんな茶碗でお茶飲みてえー!